性感染症
性感染症

性感染症は、性行為(オーラルセックスを含む)を介して感染する病気です。最大の特徴は、「初期は自覚症状が乏しい」ことです。気づかないうちに進行し、パートナーへ感染させてしまったり、将来的な不妊の原因になったりすることもあります。「もしかして?」と不安を感じたときは1人で悩まず、まずは当院にご相談ください。当院ではプライバシーに配慮し、適切な検査と治療を行います。
どちらも非常に頻度の高い性感染症です。
尿道の不快感、排尿時の痛み、尿道からの膿(うみ)など。淋菌の方が、強い痛みやドロッとした黄白色の膿が出やすい傾向にあります。
近年、喉(のど)への感染が増えています。喉の痛み以外に症状が出ないことも多いため注意が必要です。
抗菌薬を使用します。最近は薬が効きにくい「耐性菌」も増えているため、症状が消えても「完全に治りきったか」を再検査で確認することが非常に重要です。
近年、国内で爆発的に増加しており、特に注意が必要な疾患です。
症状が出ては消えることを繰り返しながら進行します。「治った」と勘違いして放置するのが1番危険です。
第1期
性器に痛みや痒みのない「しこり」や「潰瘍(えぐれ)」ができます。最近は軽い炎症に見えるケースも多いです。
第2期
感染から3ヶ月程で、全身に赤い発疹(バラ疹)が出ます。
早期に治療を開始すれば短期間で治りますが、放置すると内臓や神経に深刻なダメージを与えます。梅毒の方はHIVの同時感染リスクも高いため、併せて検査をお勧めしています。
性器や周辺に水ぶくれができ、それが破れると強い痛み(ヒリヒリ感)を伴います。
非常に再発しやすいのが特徴で、疲れやストレスが引き金になります。
抗ウイルス薬で症状を抑えます。頻繁に再発を繰り返す方には、長期間薬を服用して再発を未然に防ぐ「再発抑制療法」という選択肢もあります。
性器や肛門の周りに「カリフラワー状のいぼ」ができます。痛みは少ないですが、放置すると増殖・巨大化して治療が困難になります。
基本は液体窒素による治療を行います。治りにくい場合は塗り薬や外科的な切除を行います。非常に再発率が高いため、2ヶ月程度は経過を見守る必要があります。
トリコモナス
悪臭のあるおりものや強いかゆみが特徴です。性交渉だけでなく、タオルや浴槽から感染することもあります。男性は無症状に近いことが多いですが、パートナーと一緒に治療することが不可欠です。
カンジダ
免疫力の低下時に発症しやすく、ヨーグルト状のおりものや強いかゆみが出ます。抗真菌薬で治療するとともに、体調を整えることが大切です。男性では比較的症状は出にくく、亀頭の炎症を引き起こしますが、糖尿病が隠れていることが多いようです。
感染初期(2~4週間)に風邪のような症状が出ることがありますが、その後は数年~10年近く無症状が続きます。その間に免疫力が低下していきます。
感染の可能性がある機会から「3ヶ月以上」経過してから検査を受けることで、最も信頼性の高い結果が得られます。他の性感染症にかかっているとHIVの感染リスクも数倍高まるため、総合的な検査をお勧めします。
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