健診で異常を言われた
健診で異常を言われた

健康診断や人間ドックで「尿に異常があります」「再検査(精査)を受けてください」と言われると、誰しも不安を感じるものです。特に、泌尿器科の項目は自覚症状がないまま指摘をされるケースが多いため、「本当に受診が必要なのか」「様子を見てもいいのでは」と迷われる方も少なくありません。しかし、健診での指摘は体からの小さくも大切なサインです。放置せずに専門医による評価を受けることが、大きな安心につながります。
泌尿器科領域で、再検査になりやすい主な項目は以下の通りです。
尿潜血陽性
尿に目に見えない微量の血液が混じっている(血尿)状態です。
尿たんぱく
腎臓のフィルター機能に変化が起きている可能性があります。
尿中白血球
尿路に細菌感染や炎症が起きていることを示唆します。
PSA高値
前立腺がん、または前立腺肥大症・炎症の疑いがある場合に数値が上昇します。
超音波(エコー)検査
での異常
腎・膀胱・前立腺に、結石、腫瘍、嚢胞(のうほう)などが指摘された状態です。
「症状はない」と思っていても、詳しくお伺いすると以下のような変化を感じている場合があります。これらは診断の重要な手がかりとなります。
健診異常の原因はさまざまです。激しい運動後の脱水や一時的な体調変化によるものもあれば、背景に尿路結石、前立腺肥大症、膀胱炎、あるいは悪性腫瘍(がん)が隠れていることもあります。PSAが高い場合、必ずしもがんを意味する訳ではなく、前立腺が肥大しているだけで数値が上がることも多くあります。大切なのは「何が原因でこの数値になっているのか」を特定することです。
まずは健診結果をお持ちいただき、これまでの体調についてお話を伺います。
再検尿・血液検査
健診結果が一時的なものかどうか、現在の状態を再確認します。
超音波(エコー)検査
痛みはなく、その場で腎臓・膀胱・前立腺の形を確認できます
尿細胞診
尿の中に「悪い細胞」が混じっていないかを詳しく調べます
検査の結果、治療の必要がない「経過観察」で済むケースも多々あります。もし何らかの疾患が見つかった場合でも、健診をキッカケとした発見であれば、その多くは早期の対応が可能です。健診異常は、ご自身の体と向き合う「健康のチャンス」です。「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、ぜひお気軽に当院へご相談ください。適切な評価を行い、皆様が安心して日常生活を送れるようサポートいたします。
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